腱鞘炎について

腱鞘炎は、手のひら奥の腱鞘という部位で起きる炎症です。上図の赤で囲った部分を押すと痛くなります。特に朝方指が引っかかる”バネ指”症状を呈することがあります。

​屈筋腱

腱鞘

​指を曲げるスジ、屈筋腱は右上図のように硬い骨と硬い腱鞘に囲まれています。腱鞘の部分を輪切りにすると下図のようになります。

​屈筋腱

腱鞘

上図のように、屈筋腱は、硬い骨と硬い腱鞘が作るトンネルの中に存在しています。

​滑膜

​屈筋腱

屈筋腱周囲には、滑膜という薄い組織がありますが、頻繁に繰り返される動作や更年期の影響などにより右上図のように、腫れます。

​硬い腱鞘と硬い骨に囲まれたトンネル内で、腱はパンパンに腫れており、狭いスペースを行き来しなければならなくなります(通過障害を起こします)。

そのせいで、炎症症状(火事)はますます強くなり痛みも出ます。

消火活動を行い、鎮火することが治療になります。

詳細・各種治療については外来で説明いたします

診察・治療の流れ

​どこに、どういった症状が出るのか、などをお聞きします。

触診・レントゲン検査・エコー検査などを行います。

以上から、診断を行い各種説明をします。

日常生活指導や注射などを行います。

治療後、数週間から数ヶ月で治療の効果判定を行います。

※:効果判定には、最低でも約3ヶ月必要です。

ただし、症状の強い場合には、効果判定を待たず追加治療を行う場合があります。

or

効果判定結果を元に、追加治療を行ったり経過が良ければ経過観察となります。

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