腱鞘炎について

腱鞘炎は、手のひら奥の腱鞘という部位で起きる炎症です。上図の赤で囲った部分を押すと痛くなります。特に朝方指が引っかかる”バネ指”症状を呈することがあります。

​屈筋腱

腱鞘

​指を曲げるスジ、屈筋腱は右上図のように硬い骨と硬い腱鞘に囲まれています。腱鞘の部分を輪切りにすると下図のようになります。

​屈筋腱

腱鞘

上図のように、屈筋腱は、硬い骨と硬い腱鞘が作るトンネルの中に存在しています。

腱鞘 滑膜.001.jpeg

​滑膜

​屈筋腱

屈筋腱周囲には、滑膜という薄い組織がありますが、頻繁に繰り返される動作などの影響により右上図のように、腫れます。

​硬い腱鞘と硬い骨に囲まれたトンネル内で、腱はパンパンに腫れており、狭いスペースを行き来しなければならなくなります(通過障害を起こします)。

そのせいで、炎症症状(火事)はますます強くなり痛みも出ます。

消火活動を行い、鎮火することが治療になります。