移動が修行 修羅の道
- 山田哲生
- 6月30日
- 読了時間: 2分

こないだ仕事で旭川まで行きよったけど、
帰りは高速ば使わんで、美瑛ん方から回って帰ることにしたっちゃ。
ちょうど花が咲きはじまっとって、
丘ん中ば通る道がまた、たまらんくらい綺麗やったばい。
ひとりで「ほーっ」て声出たもんね。
ところで、旭川の町ん中で、ランボのウルスば見たとばってん、
あれはしびれたばい。ガチかっこよかった。
あげな車で美瑛ん丘ば走ったら、
こりゃ映画んワンシーンかなんかやろ、て思うたっちゃ。
ウルスもよかったっちゃけどなぁ、
ほんとはLEXUSのLMん後部座席で、ゆったり優雅に移動したいっちゃね。
「会長、目的地でございます」ち言われて、すーっと降りてみらんね。
いつかは…っち思うばってん、まぁ夢ばい(笑)
そげな妄想もしよったとばってん、
現実は借りもんの金庫みてぇな
カッチカチの硬え車やったけんね(笑)。
富良野から三笠までの山道は車がようけおって、ノロノロやし、
道も舗装の上に舗装でボッコボコ。
足回りガッチガチやけん、通るたんびに体がガッタンガッタン揺れて、
腰にくるとばい。
車ば降りたときには、
「わしゃなんかの修行しとったとかいな」っち思うたっちゃ(笑)
…ばってんやっぱ、
そのカッチカチで無口な金庫みてぇなヤツ、
ほんとはわしゃ、けっこう惚れとるっちゃけん。
文句ば言いながらも、しれーっと気に入っちょる。
そういうもんたい。
敬神崇祖 感謝多謝 合掌
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