
インターベンショナル・オーソペディクス
(インターベンション治療について)
「切らない」という考え方について
「手術しかないと言われた」
「薬を続けても変化を感じない」
そうした言葉を、
私たちは日常的に耳にします。
ただし、
すぐに「治す」「治らない」と結論づける前に、
別の見方が存在することも事実です。
インターベンショナル・オーソペディクスとは
インターベンショナル・オーソペディクスは、
画像技術を用いて体の内部を正確に把握し、
痛みや機能障害の原因となっている部位に
直接アプローチする医療分野です。
レントゲンや超音波で
状態を“見ながら”評価し、
組織の反応を読み取ったうえで介入します。
感覚や経験だけに頼る時代の治療とは、
設計思想が異なります。
当院で扱うインターベンション治療
私たちが重視しているのは、
「どこに、なぜ、どのような負担がかかっているか」です。
・画像による構造評価
・動きと痛みの関連の分析
・状態に応じた薬剤・成分の選択
これらを踏まえ、
必要最小限の介入を行います。
治療の特徴
-
画像下での精密な手技
見えないまま行う処置ではありません。 -
状態に合わせた調整
決まった手順を当てはめることはしません。 -
日常生活への配慮
入院を要しません。
この分野が目指すもの
インターベンショナル・オーソペディクスは、
「切らずに治す」ことを保証する治療ではありません。
むしろ、
切る・切らないを急いで決めないための医療
と考える方が適切です。
組織の状態を見極め、
回復の余地があるのか、
別の選択が必要なのかを判断する。
そのための手段の一つです。
当院の立ち位置
私たちは、
この治療を万能な方法として扱っていません。
しかし、
「もう方法がない」と言われた状態の中に、
再評価すべき余地が残っている場面を
数多く見てきました。
だからこそ、
拙速な結論よりも、
構造を理解することを優先します。
最後に
インターベンション治療は、
簡単な近道ではありません。
自分の体の状態と向き合い、
選択を重ねていくための
一つの技術体系です。
そうした考え方に価値を感じる方にとって、
この医療は意味を持ちます。
