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外傷性関節炎
ー特にPIP関節ー
外傷性関節炎は、関節に対する外傷や損傷後に発生する炎症性の関節疾患です。
PIP関節(近位指節間関節)も含まれます。この状態は関節の損傷に続いて発生し、関節の痛み、腫れ、硬直、および機能低下を引き起こすことがあります。
原因と病態
外傷性関節炎は、骨折、靱帯損傷などの外傷後に発生します。これらの損傷は、関節内の軟骨、骨、靱帯、そして滑膜(関節内の膜)の損傷を引き起こし、慢性的な炎症と関節の変性を促進します。
症状
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痛み:関節の使用時に痛みが増加し、休息後に軽減することが一般的です。進行すると痛む時間が増加します。
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腫れ:関節周囲の腫れが見られることがあります。
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硬直:特に朝や休息後に関節の硬直を感じることが多いです。
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機能低下:関節の動きが制限され、通常の動作が困難になることがあります。
診断
画像診断と臨床評価により行います。
当院での治療
外傷性関節炎の問題点は、例えると関節が、”頻繁に火事が起きる燃えやすい家”の状態になっていることです。
インターベンション治療では、一時的に消火できますが、家が修復されたわけではないので、再び火事が起きるリスクが高いです。
そのため、当院では、”燃えづらい家にリフォームする”治療、すなわちバイオセラピーを行なっています。
詳細な説明、治療法のディスカッションは外来で行います。遠慮なくご相談ください。
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