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青空のグラデーショ��ン
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青空のグラデーション

以上が、最小侵襲手術の説明です。詳細は、下記文章を参照ください。

できるだけ大きく切らない手術について

 

手の治療には、それぞれ役割があります。

 

痛みや炎症を和らげる治療。
組織が回復しやすい環境を整える治療。
そして、症状の原因となっている構造そのものに働きかける治療。

 

手術は、この「構造を変える治療」にあたります。

 

「手術」と聞くと、「できれば避けたい」「かなり悪くなってから受けるもの」「最後の手段」と感じる方も多いと思います。

 

ただ、手術が必要かどうかは、どれだけ我慢したかで決まるものではありません。

 

大切なのは、今の症状が何によって起きていて、その原因にどの治療が適しているかということです。

 

痛みを和らげる治療と、構造を変える治療

 

炎症や腫れがあるときには、注射などの治療で症状が楽になることがあります。

 

一方で、腱の通り道が狭くなって引っかかっている、神経が圧迫されているなど、体の構造が症状に大きく関わっている場合もあります。

 

こうした場合、症状を和らげる治療と、原因となる構造を変える治療とでは、役割が異なります。

 

どちらが優れているかではなく、今の状態にどちらが適しているかを見極めることが大切です。

 

当院では、手術を避けることや、早く手術をすること自体を目標にはしていません。症状の原因を確かめたうえで、改善につながると考えられる治療をご提案します。

 

手術だからこそできることがあります

 

腱が引っかかる部分をゆるめる。
神経が圧迫されている通り道を広げる。
動きを妨げている部分を整える。

 

このように、症状の原因となっている部分に直接処置を行うことが、手術の役割です。

 

構造的な問題が症状の中心にある場合、痛みを和らげる治療を繰り返すよりも、その構造に働きかけることが適している場合があります。

 

もちろん、手術以外の治療を続けたほうがよい方もいます。診察では、その違いを見極めます。

​

「まだ我慢できる」だけで決めなくても大丈夫です

 

「もう少し我慢して、どうしてもだめなら手術にします」

 

診察では、そうおっしゃる方も稀にいます。もちろん、経過を見てよい状態もあります。

 

ただ、我慢できることと、治療の必要がないことは同じではありません。

 

物を持つと痛い。
指が引っかかる。
仕事中に何度も手が気になる。
夜中にしびれで目が覚める。
料理や家事の途中で手を休ませる。
趣味を楽しみたくても、手のことが気になる。

 

こうしたことが日々続いているなら、「まだ我慢できるか」だけでなく、**「この困りごとを減らす方法はあるか」**という視点で考えてみてもよいと思います。

 

手術以外の治療で十分な改善が見込めるのであれば、手術は必要ありません。一方、原因となる構造への処置が適している場合には、手術も選択肢になります。

 

手術は、何をしてもよくならなかった方だけが受ける治療ではありません。状態によっては、今の困りごとに直接働きかける方法になります。

​

必要な処置を、できるだけ小さな負担で

 

当院では、手術を行う際にも、できるだけ大きく切らずに必要な処置を行うことを大切にしています。

 

傷あとを小さくするためだけではありません。手術は治療のために行うものですが、体に傷をつけることでもあるからです。

 

手には、神経、血管、腱、靱帯、関節など、細かな組織が集まっています。わずかな腫れやこわばり、組織同士の癒着も、使いにくさや違和感につながることがあります。

 

だからこそ、大切にしていることがあります。

 

必要な場所に確実に届くこと。
必要な処置を十分に行うこと。
周囲の組織への負担をできるだけ抑えること。

 

この三つを両立させることが、当院の手術の基本です。

 

傷の小ささだけを優先するわけではありません

 

手術で最も大切なのは、安全に、必要な処置を行うことです。

 

傷が小さくても、処置が不十分になってしまっては意味がありません。そのため、切開の大きさは、病気の状態や手術の内容に応じて判断します。

 

必要な処置を確実に行える範囲で、傷と周囲への負担をできるだけ小さくする。

 

それが、当院の考える最小侵襲手術です。

 

手術のあとには、体が回復する時間が必要です

 

手術を受けたその場で、すべてが元どおりになるわけではありません。

 

手術では、腱の引っかかりを取り除いたり、神経への圧迫をゆるめたりして、症状の原因となる構造に処置を行います。

 

その後は、患者さん自身の体が回復を進めていきます。

 

傷ついた組織を修復し、腫れが落ち着き、少しずつ動かしやすい状態へと向かいます。

 

手術で構造を変え、その後、体が回復していく。

 

この一連の過程を含めて、手術治療と考えています。回復の経過や必要な期間は、病気の状態や手術の内容によって異なります。

​

目指しているのは、手を気にせず過ごせる日常です

 

治療の目的は、手術を受けることそのものではありません。

 

指を動かすたびに痛みを気にしなくてすむ。
物を持つときに身構えなくてすむ。
仕事に集中しやすくなる。
夜のしびれに眠りを妨げられにくくなる。
料理や家事、趣味に取り組みやすくなる。

 

目指しているのは、今の困りごとを減らし、日常生活を送りやすくすることです。

 

そのために注射が適していれば注射を、別の治療が適していればその方法をご提案します。原因となる構造への処置が必要と判断した場合には、手術についてご説明します。

 

同じ症状を繰り返しているときは

 

治療を受けると楽になるけれど、しばらくするとまた同じ症状が出てくる。

 

そんなときは、現在の治療の目的と、症状が繰り返す原因をあらためて確認します。

 

痛みや炎症を和らげる治療を続けることが適しているのか。
組織の回復を助ける治療が必要なのか。
それとも、構造そのものに処置を行うことが適しているのか。

 

症状を繰り返すからといって、すぐに手術が必要になるわけではありません。ただ、構造的な問題が大きく関わっている場合には、治療方法を見直すことも大切です。

 

手術後は、適切な時期から動かしていきます

 

手術後は、「しばらく手を使わないほうがよいのでは」と思うかもしれません。

 

もちろん、手術の内容によっては、固定や動作の制限が必要です。一方で、必要以上に長く動かさずにいると、関節がこわばったり、腱の動きが悪くなったりすることがあります。傷の周囲で組織同士がくっつく「癒着」も、動かしにくさの原因になります。

 

当院では、手術の内容と回復の状態を確認しながら、動かしてよい範囲と時期をお伝えします。

 

その範囲内で、痛みのない動きから少しずつ始め、日常の動作へ戻していきます。

 

「動かすこと」と「無理をすること」は違います

 

たくさん動かせば、その分早く治るというわけではありません。痛みを我慢して使ったり、強引に曲げ伸ばししたりする必要はありません。

 

大切なのは、指示された範囲で、できる動きから始めることです。

 

怖いからとまったく使わずにいることも、痛くても頑張って動かすことも、回復に適しているとは限りません。

 

回復の妨げにならない範囲で、少しずつ動かしていく。

 

そのバランスを大切にしています。

 

しびれがある場合の手術について

 

しびれがあるからといって、すぐに手術になるわけではありません。

診察では、しびれの原因に加え、感覚や筋力の変化、日常生活への影響を確認します。

 

物を落とす。
細かな作業がしづらい。
ボタンを留めにくい。
箸やペンが使いにくい。
仕事や家事に支障がある。
夜、しびれで眠れない。

 

こうした困りごとがあれば、その原因に対してどのような治療ができるかを考えます。

 

手術以外の治療が適している場合もあります。一方、神経への圧迫を取り除く必要があると判断した場合には、手術をご提案します。

 

もっと悪くなるまで待つ必要があるとは限りません

 

経過を見てよい状態もあれば、治療を進めたほうがよい状態もあります。

 

すでに生活に支障があり、その原因に対して有効と考えられる治療があるなら、さらに困るようになるまで待つ必要があるとは限りません。

 

大切なのは、どこまで我慢できるかではなく、今の状態にどの治療が適しているかです。

 

症状だけでなく、診察や検査の結果も踏まえて判断します。

 

まずは、今の困りごとをお聞かせください

 

受診前から、手術を受けるかどうかを決めておく必要はありません。

 

どこが痛いのか。
何をすると困るのか。
どのように動かしにくいのか。
いつ、どこがしびれるのか。
以前できていたことで、難しくなったことはあるか。

 

まずは、こうしたことを確認し、症状の原因を調べます。そのうえで、注射などの治療が適しているのか、手術を考えるべきなのかを判断します。

 

症状の原因を確かめ、そこから治療方法を考える。

 

これが、当院の診療の順序です。

 

よくあるご質問

 

Q. 手術をすすめられたら、受けなければいけませんか?

 

いいえ。説明を聞いたうえで、受けるかどうかを考えていただけます。

 

手術が適していると判断した場合には、その理由、処置する場所、期待できる改善、主なリスク、回復の見通し、手術以外の選択肢をご説明します。

 

まずは内容を知り、ご自身が受ける治療として納得できるかをお考えください。

 

Q. 手術は最後の手段ですか?

 

必ずしもそうではありません。

 

手術以外の治療が適している場合もあれば、原因となる構造に直接処置を行うことが適している場合もあります。

 

治療の順番を一律に決めるのではなく、症状や診察・検査の結果から判断します。

 

Q. 最小侵襲手術とは何ですか?

 

必要な処置を行いながら、切開や周囲の組織への負担をできるだけ抑える手術です。

 

傷を小さくすることだけが目的ではありません。安全に、必要な処置を確実に行うことを前提に、体への負担を減らす方法を考えます。

 

Q. 小さな傷で本当に手術できるのですか?

 

病気の種類や状態によっては、小さな切開で必要な処置を行えます。

 

ただし、すべての手術を同じ大きさの傷で行えるわけではありません。安全性と処置の確実さを優先し、必要な切開の大きさを判断します。

 

Q. なぜ、できるだけ大きく切らないのですか?

 

手には、神経、血管、腱、靱帯、関節などの細かな組織が集まっているためです。

必要な処置を十分に行いながら、周囲の組織への負担をできるだけ抑えることを大切にしています。

 

Q. 手術をすれば、すぐに治りますか?

 

手術を受けたその場で、すべての症状がなくなるとは限りません。

 

手術で原因となる部分に処置を行ったあと、傷や周囲の組織が回復する時間が必要です。症状の改善や日常生活への復帰にかかる期間は、病気の状態や手術の内容によって異なります。

 

Q. 手術後は安静にしたほうがよいですか?

 

手術の内容によって、必要な安静や動作の制限は異なります。

 

固定が必要な場合もあれば、早い時期から動かしてよい場合もあります。診察でお伝えする範囲を守り、少しずつ手を使っていきます。

 

Q. たくさん動かしたほうが早く治りますか?

 

いいえ。痛みを我慢して、無理に動かす必要はありません。

 

動かしてよいとお伝えした範囲で、痛みのない動きから始めてください。動かす量や強さは、回復の状態に合わせて調整します。

 

Q. しびれがあると手術になりますか?

 

しびれがあるという理由だけでは決めません。

 

原因、症状の経過、感覚や筋力の変化、生活への影響、検査の結果などを確認し、適した治療を判断します。

 

Q. 手術をせず、様子を見ることはできますか?

 

経過を見てよい状態もあります。

一方、症状や検査の結果によっては、治療を進めたほうがよい場合もあります。様子を見ることが適切かどうかも含めて、診察でご説明します。

 

Q. ほかの治療を続けるか、手術を受けるかは、どう決めますか?

 

現在の治療でどの程度改善しているか、症状が続く原因は何かを確認します。

手術以外の治療で十分な改善が見込める場合は、その治療を続けます。構造への処置が適していると判断した場合は、手術で期待できることと、その負担やリスクをご説明します。

 

当院が大切にしていること

 

当院では、診察や検査を通じて、手術が必要かどうかを判断します。

まだ手術をしなくてよい状態であれば、そのようにお伝えします。手術が適していると考えた場合には、その理由と治療の内容をご説明します。

手術を行う際には、必要な処置を確実に行い、切開や周囲の組織への負担をできるだけ抑えます。手術後も、回復の状態に合わせて手を動かし、日常生活へ戻っていくことを大切にしています。

まずお聞きしたいのは、今、手のことで何に困っているかです。

その原因を確かめ、困りごとを減らすために適した治療をご提案します。

手術は、最後まで我慢した末に受けるものとは限りません。必要なときに、症状の原因へ働きかけるための治療のひとつです。

手術をご希望の方へ

当院では、手術を安全に、落ち着いて受けていただけるよう、通常の診療とは別に専用の手術枠を確保しています。

そのため、当院で手術を受ける際には、保険診療費とは別に、**選定療養費(予約料)61,000円〜**をお願いしています。

金額は手術の種類や内容によって異なります。

詳しくは、診察の際にご案内します。

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