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他医での複数回の手根管開放術後症状再燃・​末梢神経障害性疼痛


他のお医者さんで、複数回、手根管開放術を施行されたが、症状再燃・疼痛を抱え込んでるけど、もう再手術できない等々言われて、当院へ来られる方は結構います。写真の黒い帯状のものが、正中神経です。みなさん、見て​一目瞭然かもしれませんが、神経の一部分が押しつぶされているのが確認できると思います。カチカチの傷跡がべったりとくっついているイメージです。このべったりとくっついて、締め付けられている正中神経を当院ではクライアントに合わせてオーダーメイドの薬剤を使用し、周囲瘢痕組織から癒着を剥がすのみならず、神経外膜の絞扼も可及的に解除します。

企業秘密があるので全てお見せすることはできませんが、下の動画みたいに慎重に周りから癒着を剥がします。薬剤はすんなりと入っていく様に見えるかもしれませんが、実際はそんなことはありません。






必要に応じて複数回癒着剥離を行います。

以上は全て、interventional-orthopaedicsと呼ばれる針一本のみで行う手技ですが、当院では、

  1. 末梢神経障害性疼痛(手根管症候群など)

  2. 難治性手関節尺側部痛などの様々な手外科系疾患

  3. 胸郭出口症候群や肉離れ

  4. 四十肩、五十肩


など様々な疾患に対して多用しています。

また、最近特に多いですが、他医で手術を受けた後の様々な組織の癒着に起因する疼痛など諸症状に対しても

積極的に同施術を行なっています。

特殊な例としてはペースメーカー抜去後の難治性疼痛などに対しても、疼痛の原因部位を特定した上で”interventional-orthopaedics”を行なっています。

重要臓器の近く・大きな血管の近くも安全に確実にこの施術ができるのはinterventional-orthopaedicsのおかげです。



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