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「親指の付け根がズキズキする…主婦・美容師・ゴルファーの体験談から学ぶ保存療法」

  • 執筆者の写真: 山田哲生
    山田哲生
  • 9月15日
  • 読了時間: 2分

更新日:9月16日


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親指の付け根がズキズキして、フタが開けられない。病院で「年齢のせい」「手術しかない」と言われて、諦めかけていませんか?

実際には、痛みの原因は軟骨だけではなく、関節包や腱、支える筋肉などのバランスの乱れが関わっていることが多いです。今回は、当院で治療を受けて生活を取り戻した患者さんの声を紹介します。


ケース①:主婦/50代女性(Aさん)

悩み:瓶のフタが開かない、雑巾が絞れない。

診察結果:エコーで関節包や腱の滑りの悪さを確認。

治療:必要な部位へピンポイント注射+日常動作のアドバイス。

結果:1ヶ月で家事の支障が大幅に軽減。:「“年だから仕方ない”と思っていましたが、普通に家事ができるようになって本当に嬉しいです。」


ケース②:美容師/40代男性(Bさん)

悩み:シャンプー中に手首から親指へ激痛。仕事継続が不安。

診察結果:腱鞘の肥厚と滑走不良を確認。

治療:炎症を抑える注射+動作改善の指導。必要に応じサポーターも活用。

結果:翌日業務再開。

:「手は命。手術に頼らず改善できて本当に助かりました。」


ケース③:ゴルファー/60代男性(Cさん)

悩み:スイングで激痛、ラウンドを諦めかけた。

診察結果:関節の動きの鈍さと支える筋肉の低下を確認。

治療:注射で滑りを整え、スイング動作に合わせた調整。

結果:数日でコース復帰。

:「週末のゴルフをまた楽しめるようになりました。」


当院での治療の流れ

  1. エコー診察:軟骨だけでなく、腱・関節包・筋肉を確認。

  2. 必要な処置:ハイドロリリース注射などで痛みの原因をピンポイントに整える。

  3. 再発予防のサポート:生活動作の改善や必要な補助具を提案。


よくある質問(Q&A)

Q. 注射だけで治りますか?A. 痛みを取るには有効ですが、再発防止には日常の工夫が欠かせません。ほんのちょっとの工夫だけです。

Q. 手術は本当に必要ですか?A. 保存療法で改善できるケースも多くあります。重度の場合を除き、まずは非手術的な方法を検討できます。



まとめ

「年のせい」「もう手術しかない」と言われても、まだできることは残っています。母指CM関節症は、生活の工夫と適切な処置で改善の余地がある病気です。

少しの工夫と正しい治療で、“普通の生活”“趣味や仕事”を取り戻すことができます。



 
 
 

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