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手根管症候群は外来で治す|注射 or 日帰り手術の最短ルート

  • 執筆者の写真: 山田哲生
    山田哲生
  • 2025年8月29日
  • 読了時間: 3分
手外科 札幌

はじめに|「怖い病気」ではありません

手根管症候群は、手首の中の“通り道”が狭くなって神経が押されることで起こります。しびれ・痛み・細かい作業のしづらさが出ますが、早めの適切な対処で元の生活に戻れる可能性が高い病気です。


当院の基本方針|すべて外来で、最短復帰を狙う

  • 全例外来対応・日帰り(局所麻酔)

  • 小さな傷を目指し、当日から安全な範囲で動かす方針

  • 仕事・家事・スポーツの復帰時期を個別に調整


治療は2本柱:「注射」か「手術」か

症状の強さ・期間・生活への影響から、最短でラクになる道を一緒に選びます。


外来注射(処置日に可・内容は非公開)

  • 目的:しびれ・痛みの軽減、生活の質の回復

  • 特徴:体への負担が小さく、仕事や家事を止めにくい

  • 所要:短時間で完結

  • 想定回数単回~数回(症状に応じて調整)

  • 向いている方

    • 夜間のしびれで起きてしまう

    • まずは切らずに試したい

    • 仕事を休みにくい・遠方からの受診

※注射の具体的な内容は公開していません。診察とエコー評価などで、その方に合う方法を選びます。


日帰りの小切開手術(局所麻酔)

  • 目的:神経の“通り道”を物理的に広げる

  • :できるだけ小さく

  • 所要:処置自体は数十分(片手の目安)

  • 帰宅:当日、歩いてご帰宅(送迎推奨)

  • 復帰目安

    • デスクワーク:翌日~

    • 家事:当日~数日で再開(内容により調整)

    • 力作業:段階的に再開

  • 症状が強い方へ:しびれや力が入りにくい状況では、神経の動きを妨げている要因を丁寧に取り除いたり、必要に応じて手の“働き”を補う工夫まで外来の範囲で検討します(具体的な手技名の記載は省略します)。


どっちが自分向き?かんたん目安


  • まずは注射:夜間のしびれ/日常の不便が増えた/仕事を長く休めない


  • 最初から手術も検討:物を落としやすい/親指の付け根が痩せてきた/症状が長く強い


最終判断は診察+必要な検査(例:エコー)で。あなたにとって最短の改善ルートをご提案します。もちろん手術はどうしても避けたい方などは、遠慮なくお申し出ください。


外来日帰りの流れ(当日)

  1. 診察・状態評価(必要に応じてエコー)

  2. 治療相談(注射 or 手術)

  3. 事前説明(リスク・注意点・術後プラン)

  4. 処置(局所麻酔/外来で完結)

  5. 術後チェック動かし方レクチャー → 当日帰宅

※ただし、手術に関しては手術日、もしくは土曜日・日曜日に行います。


術後・注射後の過ごし方|“痛みゼロ待ち”より“痛くない動かし方”

  • 当日から指先は安全な範囲で軽く動かす

  • 清潔・・シャワーの目安をお伝えします

  • 次回受診で復帰時期を個別に最適化

  • 迷ったら電話で確認を(無理はしない・止めすぎない)


よくある質問(FAQ)

Q. 入院は必要?A. 不要です。手術・注射ともすべて外来で完結します。

Q. 注射の中身は?A. 非公開です。状態を見て最適な方法を選びます。

Q. 手術が怖いです。A. 傷はできるだけ小さく、局所麻酔で日帰り。当日から安全に動かす設計です。

Q. 仕事はいつから?A. デスクワークは翌日~。力仕事は段階的に。診療で具体的な日付まで一緒に決めます。

Q. 両手がつらい場合は?A. 状態を見て順番や間隔をご提案。日常生活の不便が最小になるよう計画します。


まずは相談を|今日から前進しましょう

「切らずに試したい」「日帰りで確実に進めたい」—どちらも当院で完結あなたに合う最短ルートを、一緒に選びます。

 
 
 

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