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フェニックス手の未来クリニックは、
札幌にある
手外科専門の小さなクリニックです。
手・肘の慢性疼痛に対する、
超音波ガイド下治療と最小侵襲手術に、
特化しています。
完全予約制です。

philosophy
私たちは、
大きさや派手さを競うクリニックではありません。
ただ一つ、
「必要なことを、必要な時に」
それを丁寧に積み重ねています。
クリニックブログ
特集記事


最小侵襲手術について|手外科治療
患者さんより 親指のばね指(腱鞘炎)に対して通常2cmほど皮膚切開を行いますが、 当院では 数mmの皮膚切開(※)で 行っています。 この方は、早期社会復帰が必要だったため3mmの切開で行いました。 術後制限はほとんどありません。 手はどんどん使ってもらい、数日で復帰しました。 ※最近は 1mm 切開を採用することが増えています。これもすべて特殊な刀、僕は愛刀ケルベロスと呼んでいますが、この特注の刃物のおかげです。 いろんな方々の創意工夫・日本の匠達の技術に支えられながら、そしてベンダーさんが実直に仕事してくださるおかげです。 たった一つの手術でも、多くの人々の支えあってこそですねぇ。 感謝申し上げます。

山田哲生
1月20日

最新ブログ記事


COPY NOTHING
画面にphilosophyとともに 映し出された瞬間 痺れました。 少し前に公開されたジャガーのプロトタイプ。 低く沈み込む姿勢。 張り詰めた線。 光を吸い込むような面。 どこかの延長には見えませんでした。 見慣れた陳腐な形ではありません。 お決まりの成功例の影もない。 「これなら間違いない」と言える材料もない。 それでも、目が離れなかった。 似ている形、 前例があり、説明がつき、 商業的成功の確率が読める。 それは、一般的には ”とても賢明”な選択と捉えられるでしょう。 けれど、あの線にはその”安心”がありませんでした。 だからこそ、痺れたのだと思います。 Copy Nothing。 その言葉が、ようやく腑に落ちました。 似せれば(ビジネスサイドで見れば)、 まぁ安全でしょう。 なぞれば説明がつくでしょう。 誰かの成功を借りれば、 少しだけ心が軽くなるのかもしれません。 それでも、似せなかった。 ただ、その事実が静かに 僕の心に残りました。 カラヴァッジョの《聖マタイの召命》を前にしたときも、 同じ沈黙がありました。 闇の中に差し込む光。 理想

山田哲生
1 日前


時間に試されて残るもの― カラヴァッジョと一本の時計から思ったこと ―
最近、久しぶりに「おっ」と思う腕時計を見た。 新品で買われてから長い年月を経ているらしいのに、 妙に生き生きとしていた。 別に欲しいわけではない。 ただ、美しいものに触れたときの、あの静かな高揚感。 それだけで十分だった。 仕事のことばかり考えていると、 こういう感覚は少し鈍りますね(笑)。 時間が価値を作るのではない よく「長く残っているものは価値がある」と言います。 でも最近は逆に思います。 時間が価値を作るのではなく、 価値があるものだけが時間を生き延びる。 腕時計もそうです。 流行に合わせただけのものは消える。 しかし、本当に良い時計は修理され、受け継がれ、 持ち主の人生と一緒に歳を重ねていく。 それは単なる工業製品というより、 時間と共存する工芸品に近い存在だと思います。 カラヴァッジョという例外的な画家 この話をすると、必ず思い出す画家がいます。 カラヴァッジョです。 彼の絵は400年以上前のものですが、 古典というより、今でも妙に生々しい。 聖人を理想化せず、 暴力や死を隠さず、 人間の恐怖や欲望をそのまま描いた。 当時はかなり物議

山田哲生
2月19日


人生の可動域を設計するという考え方
医療というと、多くの方は 「痛みを取る」「悪いところを治す」 というイメージを持たれると思います。 もちろんそれは大切な役割です。 しかし私自身が日々の診療で感じているのは、 医療の本質はそれだけではない、ということです。 私は医療を、 人生の可動域を設計する行為 だと考えています。 手が痛くて趣味を諦めた。 仕事の精度が落ちた。 好きだったスポーツから遠ざかった。 こうした変化は、単なる身体の問題に見えて、 実は人生の選択肢を静かに狭めていきます。 逆に、痛みが軽減し、機能が回復すると、 人は自然に前向きになります。 行動が増え、挑戦が増え、人生の密度が上がります。 つまり医療は、 失った自由を取り戻すだけでなく、 これからの自由を広げるためのもの だと思うのです。 ただ、そのためには一つ大切な前提があります。 それは、 自分の身体や時間に価値を感じていること。 治療は魔法ではありません。 医療者と患者さんが協力し、 身体と丁寧に向き合うことで、 はじめて本来の力が引き出されます。 私は、人生をより楽しみたい方、 仕事や趣味を長く続けたい方、.

山田哲生
2月12日
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